闇金は返済が滞ると、しばしば「職場に連絡する」「会社に取り立てる」といった脅しや嫌がらせを行います。
実際に職場に連絡してくることもあります。
これは、利用者を追い詰めて、迅速な返済を促すための闇金の典型的な手法です。
本記事では、闇金から「職場に電話するぞ」と脅されたり、「職場への電話が鳴り止まず困っている」という場合に、法的な知識と対処法について説明します。
最近では嫌がらせの方法のバリエーションもどんどん増えてきて、勤務先に対しては次のようなものがあります。
・派遣先だけではなく、派遣元の会社にまで電話する
・電話に出た同僚に対し、あなたが保証人になっているとウソを言って脅す
・会社の他の支店にまで電話する
・会社に消防車を呼んだり、大量に宅配ピザなどを送り付ける
・自宅の前にウンコを置くなどの嫌がらせをする
こういった手口の他に、時代の流れともいえるのがITを駆使した嫌がらせです。
ツイッターやLINE闇金、フェイスブックなどのSNSに、友達になっている人の勤務先に同じような脅しの電話をしたり、掲示板の2ちゃんねるの会社のスレッドに「○○、借金を返せ!」などの書き込みをしたりというものです。
*個人情報を勝手に掲載することも考えられます。
会社への嫌がらせは借り手本人にするよりもさらにダメージが大きく、さらには本人の会社での人間関係や信用を大きく損ないます。
ここでの闇金に対する対応が悪いと最悪の場合は職を失うことにもなりかねないのです。
本来なら自分への取立ての段階で専門家に相談して解決しておくのが基本ですが、既に勤務先への嫌がらせが始まっている場合は、もうバレずに解決するのは不可能です。
一番いけないのは会社でも電話に出てしまってズルズルと「そのうち返しますから」などの対応をし、回収できると闇金に期待させてしまうことです。
闇金の職場への嫌がらせが特に多い時期や条件にはどのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。
まず、給料日前後は闇金からの嫌がらせが増える時期です。
これは、給料日前には多くの人が金銭的に苦しくなり、闇金からの催促に対して抵抗する力が弱まるからです。
闇金はこれを見越して、給料を受け取った直後に返済を強く求め、債務者にプレッシャーをかけます。
また、平日の9時から17時の間は、嫌がらせが行われやすい時間帯です。
これは職場が活動している時間であり、他の従業員もいる中で嫌がらせを受けると、債務者は社内での立場が危うくなることを闇金も知っています。
これにより、債務者が「返した方がマシ」と感じさせられ、返済に追い込まれるのです。
さらに、連絡が取れなくなった際には、闇金からの嫌がらせが一段と激しくなることが多いです。
闇金は、保証人や緊急連絡先、さらには親や配偶者、友人などにまで連絡をとり、債務者に対するプレッシャーを高めます。
これに対抗するために、債務者は早期に専門家の助けを求めることが重要です。
闇金問題に詳しい弁護士や司法書士に相談し、適切な対策を講じることが必要です。
そして、職場にも闇金からの嫌がらせがあることを伝え、理解を求めるのも一つの手段です。
これにより、職場の協力を得ながら、闇金問題に立ち向かうことができます。
闇金からの嫌がらせには迅速な対応が肝心です。
特に、職場にも影響が及んでいる場合は、事態が深刻化していると見てよいでしょう。
闇金は法を無視した業者なので、正当な理由で反論しても通じません。
問題を放置すると、状況が悪化する一方です。だからこそ、適切に対応して嫌がらせを止める必要があります。
第一に、会社に状況を報告しましょう。
理由を説明することで、会社が協力的になる可能性が高まります。何も説明せずに嫌がらせを受けていると、最悪の場合、解雇される恐れもあります。だから、早めに会社に状況を伝えることが重要です。
次に、闇金からの嫌がらせの証拠を残してください。
警察や法律専門家に相談する際、証拠があると話がスムーズに進むことが多いです。
具体的な暴力行為や物の損壊があった場合、警察に被害届を出すことができます。この際、証拠がある方が話が有利に進みます。
証拠として有効なのは、
契約書、借金や利息のメモ、着信履歴、メールやLINEのやり取り、銀行口座の入出金記録、闇金との通話録音
などです。これらを可能な限り残しておくことが大切です。
また、警察に相談することも考えましょう。
ただし、警察は個人の金銭トラブルにはあまり積極的に関与しないことが多いですが、具体的な脅迫行為などがある場合は動いてくれることがあります。
もし具体的な被害がある場合は、被害届を提出しましょう。
ただし、警察が動いてもすぐに問題が解決するわけではなく、根本的な解決には至らないこともあるので注意が必要です。
上司や同僚に素直に状況を打ち明けて
電話を着信拒否にしてもらう
電話がかかってきても取り合わない
取り次がない
という対応をお願いしてみましょう。
ただ、最近の闇金はいくつもの回線を使って次々と番号を変え、いくら着信を拒否してもかかってくることがあります。
それ以上会社に迷惑をかけないためにも、しつこい嫌がらせが続く時は電話の内容を録音、かかってきた頻度や時間などを記録し、これらは業務妨害に当たる行為だとして弁護士に相談するべきです。
ご存知の通り、闇金被害を防止するために、ヤミ金融対策法という法律が制定されています。
この法律は、平成15年に成立し、相次ぐ闇金被害に対して取り締まりを強化することを目的としています。
この法律によれば、闇金は、利用者の勤務先や自宅以外への電話や訪問を行うことが禁止されています。
また、職場にしつこく電話することや、脅しや嫌がらせをすることは、完全に違法な行為となります。
ヤミ金業者でなくても、返済を怠ると違法で強引な取り立てをする貸主(債権者)は珍しくありません。
しかしこのような取り立てをする業者は、自分たちが貸金業法などで禁じられた違法な取り立て行為をしていることを十分に認識します
訴えられれば、刑事罰や営業停止など行政処分を受けることも承知しているので、借り主が告訴や告発も辞さないという毅然たる態度で接すれば、大半の業者は強引な取り立ては諦めるはずです。
闇金など貸金業者からの強引な取り立てで困っている場合、1人で悩まず専門家に相談してください。
主な相談窓口には、下記のようなものがあります。
消費生活センター・国民生活センター
無料で相談しやすい。一番身近な相談窓口である。
弁護士会
法律相談ならここ。原則有料ですが無料相談もあります。
司法書士会
140万円まで(簡裁扱い)の金銭トラブルの法律相談
市区町村で行う市民相談会
原則無料。弁護士など法律の専門家が相談にのる。
貸金業協会の苦情相談窓口
日本貸金業協会の貸金業相談
紛争解決センターなどがある。
財務局・都道府県の貸金業の担当課
貸金業者の登録、監視などを行う。
都道府県警察本部/最寄りの警察の生活安全相談課
告訴や告発により刑事事件として捜査できる。緊急時は110番通報が効果的
最も手軽な相談先は、国民生活センターや消費生活センター(消費生活相談室など名称は様々)です。
専門の消費生活相談員が親身になって相談に乗ってくれます。
所在地や電話番号はわからなければ、市区町村役場やその出張所で聞いてください。
電話相談もできますし、業者への問い合わせや交渉もしてくれる場合もあります。
相談料はもちろん無料です。
また市区町村の主宰する市民法律相談も無料で利用しやすいでしょう。
完全に取り立てや返済を止めるには法的な執行が必要になりますので司法書士や弁護士に相談しましょう。
法律家に依頼しないとご家族親戚・職場まで取り立てにいきます。ほんとに危険です。
職場にまで闇金からの嫌がらせが及んでしまった時は、時間を置かずに法律専門家、例えば弁護士や司法書士に相談し、嫌がらせを中止させる手段を講じるべきです。
さらに、もしまだ職場で嫌がらせが始まっていない場合でも、将来的に起こる可能性を排除することはできません。
闇金を利用してしまった場合、迅速な解決が平穏な生活を取り戻すための鍵となります。
このような状況では、予防策を講じることと、専門家と連携し、対策を立てることが重要です。
闇金相談ならウォーリア法務事務所。強気で闇金に立ち向かいます。
代表 坪山正義司法書士
ウォーリア法務事務所は闇金に強いスゴ腕司法書士さんです。
空手家でどんな闇金もぶっ潰す最強の法律家です。
大阪に事務所がありますが全国どこの闇金業者も撃退してくれます。
相談も無料です。電話するとめっちゃ気さくな方ですよ。
家族が闇金から借りていた!
こんな時はあなた自身にも激しい取立てが及ぶ危険があるといえます。
*なんで闇金から借りるのよ!
もしも、家族が闇金と関わっていることがわかってしまったら、まずやらなければならないのは闇金に対して正しい知識を持つことです。
前提として彼らは違法業者であり、それを認識して活動しています。
ですから、利息制限法のように金利の上限を決めた法律や、貸金業規制法で取立てが規制されていることを知っていても全く守る気などないということなのです。
そして、一番重要なことは
「闇金のような違法業者には利息はおろか、元本すら支払わなくて良い」
ということです。
そして、彼らの一番のターゲットは「カネが簡単に回収できる相手」です。
脅せばすぐに言うなりに払ってきたり、まともに電話にも対応してくれるような人はまさに彼らの「カモ」といえます。
逆のことを考えれば
「脅しても全然効果がない」
「そもそも本人にも家族にも全然連絡が取れない」
「すぐ警察や弁護士に相談してしまいそう」
こんな人は闇金にしてみればとてもやりにくい相手といえるのです。
もし、1か月も嫌がらせを続けても全然効果がないとみれば彼らは次のターゲットに移っていくことがほとんどです。
やくざとは違って、彼らにはメンツなどという概念はなく、まさに「カネが全て」なのですから、ムダ金や労力をつぎ込んでまで仕返しするということは彼らにとってこの上なく非効率なのです。
ですから、家族の闇金問題が発覚したら、責めるよりも先に、家族が結託して闇金と手を切るために対応を統一しておくことが大切です。
電話がかかってきても出ない、着信拒否する、万一出てしまっても払う意思がないことを毅然と告げる、これが基本ですが、それでもしつこいようなら電話の録音を取り、弁護士や警察に相談に行くと伝えましょう。
取り立てに行って居座れば不退去罪、脅して返済を迫れば脅迫罪です。
その他にも傷害罪、逮捕監禁罪、威力業務妨害罪、名誉棄損罪という刑事犯罪のリスクがあります。
つまり直接取り立ては闇金融にとって危険な橋です。
おまけに闇金融に手を出すような客は、もともとお金を持って居ませんから、いくら本人を責めても無駄です。
そこで、債務者を脅して、どこからか借りさせようとするのが基本になります。
友人、知人、親戚、親、同僚ーーー
ヤミ金融はどこからかお金を引っ張ることができれば、相手が誰であっても構わないのです。
かつては債務者の家に上がりこんで、電話の前に座らせ
「今日中に金ができないとどうなるか分かっているのか」
とおどかして、客に片っ端から非通知で電話をさせ、
「いくらでもいいから貸しください。お願いです。殺されるかもしれません」
と必死に金索させたものですが、現在そんな事をさせたら、懲役刑が待っています。
ともかく債務者をおどかしてどこから借り手こようが何をしてでも金を取り立てる。これがヤミ金融の取り立てです。
お金が返せなくなると業者から取り立てが来るようになりますが、貸金業法では午後9時から午前8時までの間は取り立てをやってはいけないということになっています。
お金の取り立てはこの時間帯に行われないので、安心できるものですが、闇金となると事情が違ってきます。
闇金の場合、そもそも不法営業で貸金業として登録されていないため、いつでも取り立てに来ることになるでしょう。
闇金でお金を借りている人の中には午後9時から午前8時まで取り立てが行われないと思っている人がいるようですが、ヤミ金業者は土日祝日も取り立てに来ます。
この場合、訪問や電話などで行われ、闇金なら日中だけでなく深夜でも取り立てを行うことがあります。
これは闇金が貸金業ではないのでしかたのないことですが、しつこい取り立てはお金を返すまで続くことになります。
多くの闇金業者はいつも取り立ても来るようになりますが、業者の中にはときどき取り立てを休む業者もいます。
それでもほぼ毎日のように借金の取り立てに来ると考えてよいでしょう。
闇金からお金を借りてしまって1番困ること、それが闇金業者からの取り立てや嫌がらせでしょう。
これは本当に怖いものです。
闇金業者は元々違法な存在ですから正規の金融機関のように優しくはありません。
非常にしつこく、そして悪質な手口で取り立てや嫌がらせをしてきますので十分に注意しましょう。
たとえば、借金の取り立てと言えば普通は電話や手紙での督促が主ですが闇金業者は平気で自宅まで来ます。
玄関口で大声を出してお金を返せと言うことなんて当たり前なのです。
これだと家族にも迷惑がかかってしまいますし、ご近所さんにも迷惑をかけるだけでなく、自分が闇金から借金していることが知られてしまいます。
精神的にもかなり苦痛で、これこそが闇金の狙いです。
ひどい場合は職場にまで押しかけてきて返済を迫ったりしますのでこれはもう立派な嫌がらせですね。
闇金は生半可な取り立てはせず、まさに嫌がらせと呼ぶべき方法でしつこくしつこく返済を求めてきます。こちらも冷静に、そして適切な対応をする必要があるのです。
その対処方というのが司法書士・警察といった専門家への相談です。
特に司法書士は依頼を受けると闇金業者と交渉をしてくれ、最終的に借金の返済をなくしてくれます。
闇金は違法ですから返済の義務はなく、それを司法書士が交渉してくれるわけです。
自分では怖くて言い出せないことでも司法書士ならしっかりと伝えてくれるのでとても頼りになりますし、闇金業者も司法書士が相手だと強気には出れません。
裁判沙汰や警察沙汰になれば向こう勝ち目はないからです。
つまり、闇金から借金をしてしまった時はこちらも強気でいることが大切です。
すぐに司法書士に相談をし、一緒にこれからの対応を考え実行しましょう。
でなければいつまでも取り立て・嫌がらせに苦しめられる日々が続きます。
1日でも早く借金をなくし、元の生活を取り戻しましょう。
私も経験がありますが闇金からの借金は本当に生活を変えてしまいますので、どれだけ早く適切な対処をできるか、これがポイントです。
もしも知らずに闇金から借り入れをしてしまい、現在滞納や督促でお悩みの方は、ウォーリア法務事務所に相談してみてください。
弁護士や司法書士に相談することで、以下のような問題を解決することができます。
・闇金業者からの高額な利息で返済が困難な状況にある
・闇金業者からの取り立てや嫌がらせが苦しい
・闇金業者が職場や家族にまで連絡してきた
1人で悩まず、早めに闇金に強い弁護士や司法書士に相談してみましょう。彼らがサポートしてくれることで、厳しい督促や嫌がらせが止まり、難しい手続きも代行してもらえます。
代表 坪山正義司法書士
ウォーリア法務事務所は、闇金被害の解決に特化した法律事務所で、これまでにたくさんの問題を解決してきました。
その経験と知識を活かして、取り立てや嫌がらせを即日で止めることが可能なのです。
ウォーリア法務事務所は、24時間365日対応しています。
つまり、いつでもどこでも相談ができるのです。
夜中に取り立ての電話がきても、すぐに相談することができます。
そして、ウォーリア法務事務所は相談者のプライバシーを大切にします。
あなたの情報はしっかりと保護され、誰にも漏れることはありません。
ウォーリア法務事務所を頼れば、闇金からの取り立てや嫌がらせを止め、安心した日常を取り戻すことができます。
闇金問題で困っているなら、ぜひウォーリア法務事務所に相談してみてください。あなたの困ったを解決する強い味方です。